トップページお品書きPOLESTAR inserted by FC2 system
北大阪急行電鉄 8000形 ポールスター
KITA-OSAKA KYUKO RAILWAY Co., Ltd. Type8000 POLESTAR

取材日:2007年8月1・4日・8日 取材駅:千里中央、新大阪、なかもず

外観


全ての編成に乗れました。

ポールスターは1986(昭和61)年から製造が開始され現在7本在籍しています。音方面では編成に特徴があったりします。ドアチャイムとか。

(左:新大阪にて 右:千里中央にて)

 

超高グレードなスーパー通勤形電車

時は1986(昭和61)年。国鉄及び大手民鉄各社が比較的安価になりつつあったVVVFインバータ制御方式を採用しようかしまいかあーだこーだ言っていたこの時期に大阪市営地下鉄御堂筋線と相互直通運転を行う北大阪急行電鉄から新型車両が登場しました。

それが8000形「ポールスター」。

通常は[千里中央⇔なかもず]の北急・御堂筋線全区間を走行する運用に就きます。

 

車内全景


……というか内装はまんま阪急なわけで、つまり阪急=高級なわけで……大阪市交の車両もビンボっちくないんですがコレには及びません。

 

座席


座席仕切りから天井にかけての握り棒(スタンションポール)が設置されておらず、レール状にしか吊り革がありませぬ。掴むところが少ないのはこの車両だけでなく阪急車両にも言えることですがね。

起動加速度が高くしたなら握り棒くらい付けてもいいんじゃね? とか思っちゃったりします。

 

乗務員室後方スペースと連結面


本家阪急では非貫通型なんて見ませんが系列会社では割とよく見ます。
独特な処理です。

 

車椅子スペースと自動の貫通扉


つい阪急車と比べてしまうのですが、やっぱり8000形の設備は充実してます。

1986(昭和61)年当時、通勤形に自動貫通扉なんて……いやまぁ、今でも珍しいですけど。
ちなみにどちらか一方の車両のボタンを押すと連動して隣の車両の扉も開きます。

 

荷物棚・吊り革


言うまでも無く阪急仕様。吊り革も市交車のような吊り革広告がありません。
また、車椅子スペースには荷物棚が設置されていません。

 

室内灯


先頭車両の照明です。吊り革www

 

扉周り・床板


しつこいですが阪急仕様の扉です。ただ床板は抽象柄入りの特別仕様。ステキ。

 

「北」って書いてあるのか……


8000形は7本居ますが、その中の6本目8006FにはLED車内案内表示機や予告付きドアチャイムが装備されており特徴的な編成となっています。
そして何故かカメラの持っていない日に限って当たります(個人的な悩み)。

これに乗れたら、その日は良いコトありますよ。

勿論、取材は続行。