阪急電鉄 9300系 9302F 
取材日2006年7月29日
阪急電鉄9300系(9302F)……  阪急京都線の最新系列となる9300系は2003年の10月14日にデビューしました。2006年現在3編成が在籍しています。第1編成の9300Fと後に増備された9301F・9302Fとでは前照灯のデザインが変更されたほか、製造時から純電気ブレーキを採用するなどの違いが見られます。



桂発の河原町ローカルでつかまえる事ができました。第3編成の9302Fの紹介です。
(左:梅田にて 右:桂にて)

 


 

車内全景です。伝統のマホガニー調の化粧板ですが統一はされずに扉部を濃くしています。

 

扉間は転換クロスシートとなっています。座り心地は……若干硬めです。しかし乗車時間が短いのでこの位が丁度良いと思います。肘掛がマホガニーでお洒落。

 

9300系の内装の欠点を言わせてもらうと……この窓肘掛でしょうか。見ての通り金属(多分アルミ)製です。冬場はこの窓肘掛が凄く冷たくなるので要注意。

 

扉付近には写真のような立ち客用の腰当てクッションのほか補助いすが装備されています。

 

このロングシートを収納すると車いす用のスペースになります。仕切り板もなんかお洒落。

 

妻部です。第一編成は妻扉窓の角が角張っています。この扉は取っ手を握ると自動で開きます。

 

蛍光灯カバーを使うことができなくなったために半間接照明を採用。一見するとカッコいいのですが、よく見ると蛍光灯が丸出しになってるため安っぽく見えちゃいます。

 

荷物棚の半透明の板は樹脂製。高級感を醸し出していますが触ると急に安っぽく思えてしまいます。

 

千鳥状に設置されている一段表示のLED車内案内表示機。表示パターンは3300系や5300系のリフレッシュ工事施工車の表示機とほぼ同じ。

 

掴み棒はポールではなくは日立製の車両でよく見られるタイプを採用。

 

上のほうでも書きましたが扉部のマホガニー調化粧板は濃くなっています。

 

阪急ではT字型ワンハンドルマスコンが標準です。

 

 

まだ補助いすなどを撮影することができていないため、取材続行。

 

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